マンションではなく一戸建て

私と家内がマンションより一戸建てを選んだ理由があります。

まずはなんといっても生まれ育った環境です。私自身は6人家族で昔ながらの木造住宅で育ちました。大きな庭と農機具を収める納屋があったりと広々とした一戸建てに慣れていました。逆に家内は都心のマンションで育ったこともあり、広々とした一戸建てで、自分自身の空間を楽しみたいと言う思いがあったこともありお互いの思いが一致したことが最初のポイントです。

また、両親から譲り受けた土地があったので一定の投資先を行えば、自分たちの思い描くことができる一戸建ての実現も可能だと認識していました。
私が考えるマンションより一戸建ての方がメリットと言われる、まずはなんといっても全てにおいて自分の思い通りになると言うところでしょうか。駐車場代もかからなければ庭を持つことも自分の設計次第でなんとでもなります。また家族のプランによって部屋の間取りなども自由自在に年代ごとに変えていくことができるのも大きなメリットかもしれません。
家内は、マンションでどうしても気になる横谷上下の部屋との音のお付き合いなどが昔から嫌だったので少しお隣さんと間を開けた土地で家を建てることができることを非常に喜んでいました。このポイントは私は昔から当たり前だったので気にはなりませんでした。
そして、我が家がこだわったのは、できるだけ夏も冬も自然の力で生活をしようと言うことです。風通しが良い縁側を現代風にイメージして設計したり、冬場もできるだけ風が入りやすいような向きに洗濯物が乾かせる環境を作ったりと言うところです。そして、子供たち3人が自由自在に動き回ることができるように収納スペースを屋根裏に持ってくるなど本当に自分自身の思うような設計ができたところは満足しています。それもこれも土地代がかからなかったところが大きいといえます。

もちろん、マンションに住む方が年老いた時に清掃や管理等が楽といったメリットあると思いますが、我が家のようにまずは一戸建てを自分自身の思うように作り上げ、場合によっては年齢とともにマンションに移り住むと言うパターンも良いのではないかと思っています。