美術館や、おしゃれなカフェなどで見かける鉄筋コンクリート打ちっぱなしの家にずっと憧れていました。地元の建設会社が得意としているということで、そこで注文建築で頼むことにしました。設計をしてもらい、見積もりをしてもらうと、思っていたほどの金額ではなく、契約をしました。建物、内装は好みを伝え、何度も何度も打ち合わせをし、キッチンやお風呂、壁紙や照明器具なども設計士さんと一緒にメーカーに見に行って、すべて自分たちで決めました。最初の見積もり段階から変更すると、金額が上がってしまいますが、下げれるところは下げてあまり差額が出ないようにしました。これでどうにか支払いのめどが立ったと思っていたら、ローン以外に手続きのお金や、夫に何かあった時のためにローンがなくなる生命保険、地鎮祭の費用、内装を頼む大工さんへのお礼などいろいろ現金が必要でした。一番びっくりしたのが、固定資産税です。注文建築の場合先に土地を購入し,それから建てはじめます。出来上がりが年をまたぐと、空き地の査定になりとんでもない額の税金を払う羽目になります。結局かなりの現金が必要で、大慌てしました。契約する前に最終的にいくら払うのかを提示してもらうことをお勧めします。