私は新たな家を建てるなら、夏は涼しく、冬は暖かい住宅がいいと思っています。同じ地域でも、家によって住み心地はかなり変わってきます。
夏は暑ければ、冷房を入れ、冬は寒ければ暖房をつけることだけに頼っていては、電気を使いすぎてしまいますし、地球環境にも良くないと感じています。
節電は一昔前から言われてきましたが、それは今後も変わらないものだと思います。
そのため、物理的に何もしなくても、四季を快適に過ごすためには、やはり家の構造が重要です。立地条件もあるでしょうし、建築素材や間取りなども考えなければなりません。
また、できるだけ自然の風を取り入れるために、全方向に窓を取り付けた方が良いと思っています。私が今住んでいる家は隣家の影響もあり、北西側には窓がありません。そのため、涼を取るために窓を開けても、北西側の風が吹いている時は、ほとんど風が部屋に入ってこない状態です。それでも他の三方には窓があるので、何とか自然風を取り込むことができています。
幸い、家の近くに田んぼがあり、畑もあるので、夜は涼しい風が入ってきます。おかげで夏もクーラーをつけすぎることなく、過ごすことができています。これが全てアスファルトで、駐車場や道路だけの立地だったら、地熱が暑くて、窓を開けていられないかもしれません。私は毎日ウォーキングをしていますが、やはり舗装道路はとても暑く感じます。そのため、なるべく土が見える場所を歩くようにしています。
地球温暖化と直接関係があるかどうかは分かりませんが、家電の使い過ぎや、舗装道路による地熱などの影響もあり、さらに夏は暑くなっているように感じています。なので、今後新たな家に住むのであれば、できるだけ緑豊かで、自然の涼しい風を感じられるような場所や家に住みたいと思っています。
そのためには家の庭に木が必要ですし、緑を増やしていく必要があるでしょう。これからもできるだけ家電だけに頼るのではなく、快適に過ごせるような家造りや家での過ごし方を考え、実行していきたいと思っています。