住宅内でUターンしない動線にする

住宅を設計するなら、もちろん動線は考える必要があります。それは生活の効率にも関わってくるからです。

効率の良い動線を考える際には、Uターンしているかどうかが、1つのポイントになります。Uターンしない動線が望ましいのです。

例えばある家事を行う為には、AからBに行く必要があり、さらにBからCに行くとします。この場合、Bの配置がポイントになるのです。

AからBに行った後に、改めてCに行く時に、Uターンしているかどうかを確認してみると良いでしょう。もしもUターンしている場合は、たいてい家事動線に問題があります。

Uターンしているという事は、明らかに移動距離が長くなってしまうのです。という事は、家事の所要時間も長くなってしまいます。

逆にBからCに行く際に、特にUターンする事も無いなら、移動距離も比較的短くなる傾向はあります。

注文住宅の間取り図面を見る際には、このようなUターンの状況などを、色々想像してみると良いでしょう。それだけでも、効率的な動線の住宅を作れる傾向があります。